個人の御骨を一体のみ納める個人墓と複数の御骨を収める事の出来る納骨堂があります。高知県の納骨堂の特徴は、降雨量の多い土地柄を考慮して納骨する棚の部分が地面より高く設置されており、水捌けを良くするように考慮されています。更に当社の製品では、納骨堂内の湿気を取り除く通気口を取り付けると共に特に雨水の溜まりやすい納骨堂外側の水平部分に水垂れ加工、水きり加工を施し防汚効果を上げています。

大きく分けて、和型と洋型に分かれます。和型はよく墓地で見かける伝統的な直方体の石柱をイメージしていただければよいでしょう。洋型については形やデザインについて特に決まったものはありません。最近は建てられる方の感性で自分らしさやオリジナリティのあるお墓を選ぶ方も増えているようです。

昔は砂岩などの軟らかく加工しやすい石が使われていた頃もありましたが、現在では一般に御影石と呼ばれる硬い石が使われます。その中でも硬度には差があり、硬度の高い石になると雨水などを殆ど含まず、耐候性に非常に優れています。石を選ばれる場合は出来るだけ硬い石にしたほうが良いでしょう。

お墓に使われる石種や大きさ、加工の仕方によって価格が決まります。一般に石の品質に係わらず産出量が少ない石は高価になり、多い石は安くなる傾向があります。ですから、必ずしも高価な石の品質が良いとは限りません。手頃な価格帯の石で硬度が高く品質の良いものも多くあります。

お墓は大きく分けると寺院墓地、公営墓地、民営墓地があります。寺院墓地に建立する場合は宗派の問題が発生しますが、公営、民営の墓地では宗派の問題はありません。ただし、自治体の運営する公営の墓地では建立者の居住地によって制限を受ける場合があります。当社ではお客様のご自宅の近辺でご希望に応じた場所をご提案させていただきます。もちろん現住所や宗旨、宗派の制限はありません。

お急ぎであれば約一ヶ月ほどで仕上げる事も可能です。通常でご契約から約５０日ほどですが現地の測量、設計、見積などとあわせると二ヶ月程度を目安にしていただけると良いでしょう。また特別なデザインのものをご希望の場合はデザインを作成する期間も考慮しなければなりません。いずれにしてもゆとりのあるプランが良いでしょう。